- 自分たちで直接コンテンツを作らず
- プラットフォームを用意して
- 参入が容易になるように敷居を下げて
- 参加者の自助努力で成長できる様に基礎情報は全てだす
一見すると、企業活動としてはタダ乗り扱いされそうだけど、政府の活動として見れば、とても理にかなっていると思う。
Googleは「もし世界政府があるとすれば、そこで必要になるシステムは全てGoogleで作る」というポリシーで動いているそうだ。 web kikaku
嫌な言い方をすると、面白い物を創造する資金は他人に出してもらって、結果を(自分含む)みんなで共有しよう(その為の環境整備は惜しまないが)、という発想は、自分の金で活動している一企業の方が「合理的」に考えた結果、思いついてもおかしくない。
むしろ、人の金を横流しして自分の懐は痛まない政治家の方が、「どうせ自分の金ではない」からこそ、無駄遣いに走りそうだ。
あくまでイメージ的には、五十代以上のおっさんの方が、他人の金(税金、経費)で額面だけデカイ買い物をし慣れている所為で、金銭感覚がおかしいのではと思う。
資金が完全に自腹だった場合、できるだけ大きい投資効果を得ようと思ったら、当然レバレッジをいかに利かせるかを考えないといけないので、成果物に直接投資したりはしたがらないはずだ。
結局、何が流行るか未来の事など誰にも読めない以上、当るも八卦当らぬも八卦な事業に税金を使われるのはいい迷惑。政府は自身が「儲ける」事が目的ではないのだから、「どう転んでも」全体的にはプラスになるプラットフォームの整備に注力して欲しい。
そのお手本がどの国でもなく、Googleという企業だとしたら、面白いが複雑な心境だ。
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